仕手株はうまく乗れば短時間で簡単に大きな利益を出すことが可能ですが、軽い気持ちで買うと高値掴みになります。チャンスがある一方リスクも高いということを良く理解しなくてはなりません。

仕手株はマイクロニクスやアルコアにも起こりうるか

仕手株というのは人為的に相場を操縦するものであるため、仕手筋に狙われて相場をかき回された銘柄というのは歪みができてしまうことになります。
本来であれば存在しないはずの不要に高値で掴んだ、株主がたくさん存在することになりますから、業績などが良くなって上昇基調に入りそうになった時にも、仕手株の影響によってできたしこりで上昇が妨げられてしまうということもあります。

相場を操縦する行為は法律で禁じられているので、仕手株というのは当然許されるものではないのですが、実際には取り締まりが難しいものとなっています。
これは国内だけでなく海外でも同じことで、アルコアのような時価総額の大きな銘柄であればともかくとして、それ以外の規模の小さな銘柄であれば、仕手株になることも可能性として全くないわけではないものとなっています。

国内で最近大相場となった銘柄としては、日本マイクロニクスがあり新時代のバッテリーという材料はあったものの、元々時価総額もそれほど大きくはない銘柄だったこともあり、株価が乱高下しながら70倍近くまで上昇をすることになりました。
しかし天井を付けてからの急落も激しい物があり、二ヶ月後には株価が五分の一程度まで下落しました。
それからは再度リバウンドを見せましたが、再び10000円台の株価をつけることもなくリバウンドは終了しその後は、下落することになりました。
これは仕手筋による株価の吊り上げに、材料が出たことによる相場の過熱気味な動きによってここまで大げさな動きをすることになったものであり、仕手株というのは大きな利益を見込むことができる一方で損失も非常に大きなものとなってしまう可能性を表す見本となっています。